1973年」カテゴリーアーカイブ

01-020「無頼と荊冠―竹中労行動論集」1973年

(書名)無頼と荊冠―竹中労行動論集
(著者名)竹中労
(出版年)1973年
(出版社)三笠書房
(内容)「私闘の論理」など、竹中労さんの行動に憧れを抱く若者に向けた内容の一冊。
(備考)ルポルタージュ・ジャーナリズムに関しての中間的総括として書かれたもの。


01-019「水滸伝・窮民革命のための序説」1973年

(書名)水滸伝・窮民革命のための序説
(著者名)竹中労・平岡正明・梅内恒夫
(出版年)1973年
(出版社)三一書房
(内容)本書を書き上げた後、本書内の「汎アジア百八日幻視行宣言」の通り、東南アジア辺境の取材へ出発した(実際の日程は130日だったそう)。
(備考)取材中に潮出版社へ約束の原稿を送ったものの、大幅に内容を変えられたことに腹を立て、しばらくは潮出版社との関係が切れることになる。


01-018「世界赤軍」1973年

(書名)世界赤軍
(著者名)夢野京太郎(竹中労のペンネーム)による小説集
(出版年)1973年
(出版社)潮出版社
(内容)連合赤軍事件やイスラエル・ロッド空港襲撃の真相を予見したフィクション。
(備考)「週刊小説」や「潮」の情報小説から十遍をまとめて出版したものの、竹中労さんが校正する時間がなかったため誤植だらけの形で世に出てしまう。本人談によると、1973年の著作については垂れ流しの下痢のごとくの醜態をさらしていたとのこと。