月別アーカイブ: 2018年5月

01-019「水滸伝・窮民革命のための序説」1973年

(書名)水滸伝・窮民革命のための序説
(著者名)竹中労・平岡正明・梅内恒夫
(出版年)1973年
(出版社)三一書房
(内容)本書を書き上げた後、本書内の「汎アジア百八日幻視行宣言」の通り、東南アジア辺境の取材へ出発した(実際の日程は130日だったそう)。
(備考)取材中に潮出版社へ約束の原稿を送ったものの、大幅に内容を変えられたことに腹を立て、しばらくは潮出版社との関係が切れることになる。

01-018「世界赤軍」1973年

(書名)世界赤軍
(著者名)夢野京太郎(竹中労のペンネーム)による小説集
(出版年)1973年
(出版社)潮出版社
(内容)連合赤軍事件やイスラエル・ロッド空港襲撃の真相を予見したフィクション。
(備考)「週刊小説」や「潮」の情報小説から十遍をまとめて出版したものの、竹中労さんが校正する時間がなかったため誤植だらけの形で世に出てしまう。本人談によると、1973年の著作については垂れ流しの下痢のごとくの醜態をさらしていたとのこと。

01-017「琉球共和国―汝、花を武器とせよ!」1972年

(書名)琉球共和国―汝、花を武器とせよ!
(著者名)竹中労
(出版年)1972年
(出版社)三一書房
(内容)1969年から沖縄取材を開始し、「島うたの世界」を紹介、「琉球独立」を訴えた。
(備考)当時は太田竜・平岡正明とともに「三バカ極左路線」をとっていた。

01-016「ヱライ人を斬る」1971年

(書名)ヱライ人を斬る
(著者名)竹中労
(出版年)1971年
(出版社)三一書房
(内容)「週刊読売」に連載した内容をまとめた一冊。連載自体は当時の佐藤栄作夫人について書いた内容にクレームが付き連載中断となったが、竹中側が読売新聞社と佐藤栄作夫人を告訴して、裁判は足掛け八年に及んだ。単行本には連載時には活字にならなかった箇所が太字で記載されている。
(備考)この書物は1977年までに八版を数えるほどのロングセラーとなったものの、この事件のインパクトが大きすぎて、新聞社系ジャーナリズムからは追放され、音楽や映画の部門に進出することとなった。

01-015「スター36人斬り」1970年

(書名)スター36人斬り
(著者名)竹中労
(出版年)1970年
(出版社)実業之日本社ホリデー新書
(内容)週刊読売「スターを斬る」、週刊漫画「現代タレント裁判」、週刊女性「プライバシー女優論」、週刊明星「芸能ドキュメント」らから抜粋してまとめた一冊。
(備考)ラディカルな芸能人論。後にちくま文庫「芸能人別帳」へ。

01-014「レノンとヨーコ」1970年

(書名)レノンとヨーコ
(著者名)企画・解説 竹中労
(出版年)1970年
(出版社)実業之日本社ホリデー新書
(内容)夫妻のヌード写真、詩集などを構成して解説。「ビートルズ・アナキズム」を付した一冊。
(備考)この年は山谷・韓国・芸能レポートを併行して出版した。

01-013「見捨てられた在韓被爆者」1970年

(書名)見捨てられた在韓被爆者
(著者名)編集代表竹中労 平岡敬・滝川洋・太田竜
(出版年)1970年
(出版社)日新報道出版部
(内容)生活保障がなく、医療のために日本に入国すらできない在韓被爆者に取材したルポルタージュ。
(備考)映像の「倭奴(ウエノム)へ」の項目も参照のこと。

01-012「芸能界をあばく」1970年

(書名)芸能界をあばく
(著者名)竹中労
(出版年)1970年
(出版社)日新報道出版部
(内容)「内外タイムス」連載「べらんめえ時評」などコラムや週刊誌の記事をまとめたもの。
(備考)大衆芸能の原点はいかにあるべきかを展開、日本映画の危機にも言及。

01-010「タレント帝国―芸能プロの内幕」1968年

(書名)タレント帝国―芸能プロの内幕
(著者名)竹中労
(出版年)1968年
(出版社)現代書房
(内容)渡辺プロダクションの成立過程と搾取のシステムを細かく紹介。
(備考)内容は芸能界に衝撃を与え、松浦総三氏はこの書物を戦後ルポルタージュの傑作の一つに数えた。しかしナベブロによる買い占め、取次への圧力があったという話もあり、このレポートは結果として幻のレポートと呼ばれることになった。