竹中労さんが何をやった人か? ということはまさしくこのブログの名前からもわかる通り、あまりにも多岐にわたるので一言では説明できないということになるかと思います。基本的にはルポライターということで、書き下ろしの本を読むということで知った方が多いと思いますが、その他に音楽と映画、さらにイベント開催やテレビやラジオなどへ出ての活動など、さすがにその全てを追うことは不可能なのではないかと思われます。
しかし、そんな中で長年にわたる竹中労さんの仕事についてまとめられた資料があることを思い出しました。ちくま文庫の「決定版 ルポライター事始」の巻末にある夢幻工房によってまとめられたその名も「竹中労の仕事」というものです。
ただ既に「決定版 ルポライター事始」も本屋さんで入手するのは難しいと思いますので誰にでもすぐ手に取れるわけではありません。そこで、この内容について一部転載することの許可をもらって、その内容をここで紹介することによって竹中労さんの多岐にわたる仕事ぶりを紹介することとともに、この内容でも漏れている仕事を見付ける方への助けになればと思って新たにこのデータ項目を立てさせていただくことになりました。
ちなみに、これから紹介する「竹中労の仕事」とは、1999年3月23日という日付でまとめられているものなので、それ以降に形になったものについてはこのデータではカバーできていません。
今後の新刊情報などの新しい内容というのはこのブログで紹介したり、今からネット検索してもわかるところではあると思うのですが、古い仕事の中でもこの資料に載ってこないものももちろんあります。何をかくそう私が一番最初に竹中労さんの書いた文章に触れた雑誌コラムが記載されていないので、今後そうした仕事が見付かった場合には未掲載のカテゴリーも作ってその中に入れるとともに、このリストに載っていない仕事についてご存知の方がいらしたらご一報していただけると幸いです。
今後は以下の内容についてデータを更新するとともに、仕事が行なわれた年についてもカテゴリーを作って時代の経過とともに仕事の変遷を見られるようなカテゴリーを付加する予定ですので、どうぞご活用下さい。なお仕事の種類別のカテゴリーは以下の通りです。一つ一つの仕事には以下の分類番号の下にさらに番号を振り、きちんと分類可能なようにしております。
01 著作
02 その他の共著など
03 単行本未収録連載
04 責任編集通信自費出版
05 音盤
06 映像
07 イベントなど
08 ラジオテレビジョン
09 関連事物
10 未掲載の仕事