竹中労さんとパチンコ その2 良い台を見分ける竹中労さんの秘訣?

前回はスロットマシンを回すように数字を回転させることで大当りを出すデジパチに絞って竹中労さん独特のパチンコ必勝法について考えてみましたが、この種のパチンコ台はお店の方で不正に確率の偏った「裏ロム」を使っていない限り、どの台も当る確率は同じなはずです。その確率については台のスペックを紹介しているものを見れば、通常時と確変時の確率が表示されています。ただ、その確率通りに行かないのがパチンコというゲームの面白いところで、大ハマりする台があるから出まくる台も出るという風に考えると、台をお客の立場で見分ける方法は一つしかありません。

それは、同じお店でオープン時から入り、全ての台の大当たりデータをチェックして、どの台がどのくらいの頻度で当っているのか、まだ当たりが止まっていない台はどれか、そろそろまとめて出てきそうな大ハマりの台はどれかなど常に大当りデータについての情報集収をした上で出る周期になっていると思われる台ばかりを狙うことです(そこまでやっても確実に大当りが出る台がわからないことも当然あります)。

これは、ふらっとお店に来て適当な台に座ってもわかるはずもなく、一つ考えられることは既に竹中労さんがそのお店をねぐらにしているパチプロや店員に顔が効き、まだ出そうな台を教えてもらっていたか、初めて入る店でもルポライターとしての取材よろしく世間話などしながらそれとなくお店の主らしい人間とコンタクトを取り、その上で座る台を決めているのではないかと思うわけです。

どんなお店でも普通に座って打つよりも確率が高い台を選ぶためには当然竹中労さん自身の長年のカンというか経験に基づく行動というのもあったと思いますので、あらゆる台についての情報を収集しながら、できるだけ負けない台を狙うということがどこでもできていたのが竹中労さんのパチンコとの付き合いだったのではないかと私は考えます。

さらに、一回のパチンコにかける時間が短いという事も忘れてはいけません。良い台を長時間打ち続けたとしても倍々ゲームで儲かるものではない事もデジパチについては言えます。短時間でドル箱を複数出してもそこで止めないで続けたがゆえに、出した分以上につぎ込んでしまったという事を経験した方なら、短時間にさっと儲けて帰っていく竹中労さんの打ち方には勝負師としてのものを感じたのではないでしょうか。

ただ、そんな竹中労さんでも投資額以上にはまってしまう事も無いとは言えません。元々パチンコは景品をさらに現金に交換する中で中抜きされるということがあり、お店や交換業者にも利益が上がるようなお客に不利な条件で勝負しているわけですから、めったに負けないという事が真実であったとしたら、竹中労さんはインチキをして玉を台から抜いていたのではないかという疑惑も出てこようというものです(^^;)。

次回はさらにもう一つ、竹中労さんのパチンコに対するポリシーから勝ち続けられる秘訣ではないかと思える事について考えてみたいと思います。(つづく)

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